前回ジャンクなノートPC DELL Inspiron 11 3000(3148)を購入して、今回再生のために購入したパーツが到着しました。
これらのパーツを取り付けて再生していきます。
動いた後のことは分かりませんが、パーツ選定~取付までが楽しいですね。
そのあとは放置してしまいそうですが。
ジャンクPC到着編はこちら。
購入したパーツ紹介
今回購入したパーツはこちらです。
SSD
SSDは、WD BLUEの500GBです。
もっと安く済まそうと思ったのですが、今後の流用とかも考えてこれを選択しました。
無線LANカード
M.2の無線LANカードは、インテル Wi-Fi 6 AX200NGWです。
Bluetooth 5.0にも対応です。
ACアダプター
ACアダプターは、CYD 65W 19.5V 3.34Aを購入しました。
ジャンクでも付属しているものも多いですが、今回は本体のみでした。
調べると、DELLのアダプタは、容量が合っていても充電できないとか警告が出るとか情報があったので、純正品を買おうと色々さがしたのですが、新品では良いのが見つかりませんでした。
ちゃんと使えるか少し不安でしたが、一番良さそうなのでこれにしました。
ACアダプター動作確認
まずは一番気になっていた、ACアダプターが使えるか確認します。
本体に差し込むと、光りました。通電できているようです。
BIOSで確認しても、AC Adapter Typeに「65W」の表示が!!
問題ないようです。
アダプターは、結構大きくて存在感があります。
軽量みたいな表記もあったと思うのですが、特に軽くもないと思います。
普通に使えそうなので、満足です。
再生に向けてパーツ取り付け
購入したパーツを取り付けていきます。
SSD:WD BLUE 500GBの取付
まずはSSD。
安く済ませるために256GBくらいのを考えてたのですが、今後ほかで流用することも考えてこれにしました。
面倒なので、バッテリーを外さずに取り付けていますが、作業する際は外してから行うことをお勧めします。
マウンタに取り付けて。
設置します。
M.2 無線LANカードの交換
続いて、無線LANカードを交換します。
今回の一連の作業で、これが一番苦労しました。
元のカードはこんな感じ。アンテナ線を外して取り外します。
左が今回購入したもの、右が元々付いていたもの。
元々付いていた方は、サイズも小さいですね。
取り付けます。ここまでは簡単です。
問題はアンテナの取付。小さいのでなかなか嵌らず苦労しました。
ズレた状態で押し込んでしまうと破損してしまうので、慎重にやりました。
何とか取付完了。
アンテナ線は、MAINとAUXにそれぞれ繋ぎますが、どっちに何色を繋ぐのか調べまくりました。
DELLのマニュアルに、MAIN:白、AUX:黒 と記載がありました。
カードの表記と逆になっていますが、これで正しい予定です。
どっちでも動作はするらしいですが、逆につけると受信できる範囲が狭くなったりすることがあるらしい。
結構迷ったので、表記とアンテナ線の色は統一してもらいたいです。
8GBメモリに換装
既に以前購入したメモリに交換済みですが、今回行った作業ということで載せておきます。
メモリスロットが1つしかないので、交換になります。
8GBあれば、ちょっと使う分には困ることはないでしょう。
DDR3L(DDR3の低電圧版)なら使えます。
今回はDDR3-1600のこれを使いました。
この辺とかも使えると思います。
OSセットアップと動作確認
すべてのパーツを取り付けたので、Windows10をセットアップして動作確認しました。
無事セットアップ出来て、普通に使えるようになりました。
キーボードも全キー問題なし。USBも使えるし、交換した無線LANも5GHzで使えてます。音量ボタンやタッチパッドも正常に動作します。
バッテリーも充電できるようになって、問題なさそうです。
動作もそこそこ快適で、軽い作業なら十分です。
遅かったらCloudReadyでChromebook化してみようかと考えていましたが、Windows10として十分使えそうです。
ターボブーストの無い1.9GHzのCPUですが、思ったより快適です。
DELLのサポートページに新しいBIOSがあったので、更新したりしてみたり、Windows Updateをしたりしましたが、今のところ動作も安定しています。
問題発見。タッチスクリーンが動作しない。
この機種は、タッチスクリーン搭載で、スマホみたいに画面を直接操作できるのですが、一切反応しません。
デバイスマネージャーを見ると、「デバイス記述子要求の失敗」となっている部分が1個ありました。
調べてみるとUSB機器で、故障したり接触が悪かったりすると認識できずに出るみたいです。初めて見ましたが、USBメモリとかでも発生するっぽい。
どうやらタッチパネルはUSB機器として接続されていて、それが認識されていないようです。
液晶の接続端子部分を挿し直したりしてみましたが、残念ながら改善しませんでした。
動いたとしても使うことは無いので良いのですが、せっかくなのでちゃんと動かしたかった。
まとめ
今回ジャンクなノートPCを購入し、足りないパーツを購入して利用できるよう再生しました。
金額は、本体、SSD、ACアダプター、無線LANカードで1.5万円程度です。(メモリは手持ちのものを利用)
SSDを250GB程度にして、無線LANは付いてるものを使えば、1万円以内になります。
パーツ選んで取り付けて、という趣味としてなら安くて楽しいと思います。
うまくいけばきちんと動作するPCになりますし、動かなくてもパーツは流用できるものもありますので。
PCが必要でジャンクを購入するのはお勧めしません。最悪動かないこともありますので。
ジャンクPCはこれまでもいくつか購入してますが、電源が入らないものや、液晶が割れていたり、キーボードが反応しないものなど、修理やパーツの交換が大変そうなものは避けています。あとはBIOSロックがかかっているもは、たまに激安で売ってたりしますが、素人ではどうにもできないので買いません。
今回思ったのは、できればACアダプターが付いてるものがいいと思いました。
コネクタの形状や、容量等、同一メーカーでも種類があり、古い機種だと情報があまりなかったり、新品が手に入りにくかったりと思ったより大変でした。
失敗したときに流用もしにくいので、今後はなるべくACアダプター付きを購入します。