Corsair RM850x Shiftを購入!側面コネクタのフルモジュール式電源へ換装。

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電源を購入して交換したので、いつもの備忘録です。
購入したのは、CorsairのRM850x Shift
基本はRMxシリーズと同じで、10年保証も付いています。

通常のRMxシリーズとの違いは、「すべての接続を簡単に手が届く範囲内に収める革命的なサイドケーブルインターフェース」とあるように側面にコネクタがあるのが特徴です。
これにより、ケースに取り付けた後でも簡単にモジュールの取付ができます。
また、ATX 3.0規格に準拠し、PCI Express 5.0の12VHPWRケーブルを標準搭載しています。

今回この電源に交換した目的は、側面コネクタ12VHPWRケーブルを使ってみたかったからです。

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開封

パッケージ
重要!!

保証を受けるには「代理店の保証シール」が必要になります。
箱のシュリンクに貼ってあるので、なくさないように保管しておきましょう。



パッケージはこんな感じ。
黄色くて結構派手です。
右上に小さく「≦ 300W PCIe 5.0」と書いてあります。
電源の容量的にということでしょうか。
こちらのページには、「付属の12VHPWRケーブルはCORSAIR共通の最大600W対応品です」と記載があります。


コルセアの電源を持っている場合、12VHPWRケーブルを購入することで利用できるようになります。
ShiftシリーズはType-5、それ以外のシリーズはType-4になります。
詳しくはこちらの電源とケーブルの対応表に記載があります。


Type-4 600Wの12VHPWRのフラットケーブル

Type-4 600Wの12VHPWRのスリーブケーブル


裏面はこんな感じ。


箱の中はこんな感じ。
電源本体とケーブル類が入っています。

電源本体

サイドケーブルインターフェース」部分です。
対応ケーブルはType 5となり、コルセアの他のシリーズType 4とは異なるので互換性がありません。
12VHPWRケーブルの電源側は通常のPCIe8ピンです。
両端が8ピンのケーブルも付属しているので、8ピンのビデオカードでも利用できます。


上から。


横から。


底面のファン部分。
140mmの流体軸受ファンを搭載しています。


セミファンレスのため、低中負荷時はファンが回らないとの注意書きがあります。

付属品

付属ケーブルの一部です。


PCI Express 5.0の12VHPWRケーブルです。
これですっきり配線ができる。


モジュール側は、Type 5のケーブルになります。
付属のケーブルで8ピンのビデオカードも利用できます。


ケーブル以外は、配線をまとめるやつと電源固定用のネジ、マニュアルが付属しています。

ケース(NZXT H7)に取り付け

交換前の状態

開封が済んだので、ケースに取り付けていきます。
まずは、現在取り付けてあるAntec NE750 GOLDを取り外します。
約5年間、安定して動いてくれました。7年保証でよい電源です。

交換の必要はなかったのですが、グラボの配線を12VHPWRケーブルで行いたかったので交換です。


このゴチャゴチャを解消したい。



ATXの24-pinもうねっているので、もう少しすっきりさせたい。

交換

ケース(NZXT H7)に取付。
モジュールのコネクタがサイドにあるので、ケースに取付後でも必要なケーブルを簡単に追加できます。
パーツ交換の時など、ケーブルの変更が必要な場合にすごく便利そうです。


グラボの電源取付。
12VHPWRケーブル1本でかなりすっきりした見た目に!


コルセアの12VHPWRケーブルは単品で購入できるので、対応電源を持っている人は買って損はないでしょう。

グラボはRTX 4070tiとしては大き目なこちらを利用しています。


ATXの24-pinもいい感じになりました。


ATX 12V/EPS12Vは、ツメで固定されているので少し硬いですが4+4-pinに分けることができます。
使っているマザーボードに合わせて使用しましょう。


一通り配線した状態がこちら。
構造上、側面にケーブルが集中するので見た目はちょっとゴチャゴチャしてしまいます。
見えない部分なので気にしなければ、この状態でモジュールを抜差しできるメリットは大きいと思います。
ケーブルは結構固いため、裏配線スペースが狭いとちょっと厳しい感じになりそうです。
こちらの商品ページでは、対応ケースとしてNZXT H7が載っていますが、スペース的な余裕はあまりない感じでした。
もう少し配線スペースに余裕があるケースだと取り回しも楽だと感じました。

まとめ

今回電源を交換した一番の目的は、12VHPWRケーブルを使いたかったからです。
手持ちの電源では12VHPWRの対応がなく、少し気になっていたサイドコネクタのRMx Shiftを選択しました。

RMx Shiftは、12VHPWRケーブルの電源側の接続は通常の8ピンなので、当然8ピンのビデオカードにも利用できます。
RMx12VHPWRケーブルが付属していると考えると、かなりお得な感じがします。
通常のRMxと比べても少し安く売っているので、ケースが対応していればお勧めできる電源です。

RM850x Shiftの良いところ

・ATX 3.0に準拠、PCI Express 5.0に対応
・12VHPWRケーブル付属
・サイドコネクタで取付後のケーブルの抜差が簡単
・安定のコルセアRMxシリーズ(10年保証)

RM850x Shiftのいまいちなところ

・ケーブルコネクタがType 5
 (通常のRMxシリーズはType 4)
・広い裏配線スペース等対応ケースが必要

サイドコネクタは確かに便利ですが、これだけで購入する人は少ないように思います。
今のところこの電源にしかない特徴ですので、電源の交換を考えている場合は十分選択理由になると思いました。

電源を交換しなくてもコルセア含めて12VHPWRケーブルは各社単品で購入できるので、対応電源を持っている場合はケーブルだけ購入がおすすめです。

RMx Shiftシリーズは、他のRMxシリーズと異なり専用のType 5ケーブルとなります。
Type 5ケーブルは、まだ売っているところを見たことがありません。
通常のRMxシリーズで利用できるType 4ケーブルは、Amazon等で購入できます。
ケーブル単体で購入することは少ないと思いますが、その辺が気になる人は良く検討した方がいいと思います。

RTX 4070Tiを購入し、ケースに入らなかったのでケースを新調。
その後ケースファン追加等を行いましたが、これで一通り気になる部分はなくなりました。
次の交換はCPUとマザーボードになると思いますが、しばらくはこのままの予定です。

グラボがケースに入らなかった記事はこちら。


今回購入したRMx Shift電源。

通常のRMxシリーズの電源。

Type-4 600Wの12VHPWRのフラットケーブル

Type-4 600Wの12VHPWRのスリーブケーブル

ケース(NZXT H7)の紹介はこちら。

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