ZOTACのRTX3070 AMP Holoを4Kモニタで利用していました。
最近は重量級ゲームもしていないので不満なく利用していたのですが、RTX40シリーズが気になり、悩んだ末にZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIROを購入してしまいました。
RTX40シリーズで性能ぶっちぎりの4090、一番安価(といっても高いですが)な4070 Tiでずっと悩んでいました。
ビデオメモリが16GB以上あるとよかったので4080もたまに検討に加わり、4070 Ti、4080、4090でグルグルずっと考えていました。
ビデオメモリの中途半端さが気になりましたが、必要になったら考えることにして、4070 Tiを購入です。
中途半端といっても3070の8GBから1.5倍の12GBあるので、しばらくは大丈夫でしょう。
購入後にケースに入らない可能性に気付く
古めのケースですが33.4cmまでのグラボが入るCooler MasterのHAF XB EVOなので、サイズはあまり気にせずに大きくて冷えそうなZOTACの4070 Ti AMP Extreme AIROを購入しました。
購入後に4070 Ti AMP Extreme AIROのサイズを見てみると、35.5cmとケースに収まるサイズより2cmほど長いことに気が付きました。
ZOTACの4070 Tiの中では、このAMP Extreme AIROだけが別物の大きさです。
他は30cmちょっとなので、完全に見落としていました。
2cmなら工夫すれば大丈夫かなと思い、サイズのことはいったん忘れることにしました。
とりあえず開封してみる
大きくてケースに入らない可能性がありますが、新しいパーツが目の前にあるので開けないわけにはいきません。
この時点ではまだ何とかなると楽観的に考えていました。
3070とのパッケージ比較。
箱は4070 Tiが少し大きい程度です。
箱の両サイドの隙間があまりなく、結構長いなと思いながら眺めていました。
取り出してその大きさに、ちょっと無理かもしれないと思い始めました。
取付を試みる
無事開封できたので、いよいよ取り付けていきます。
まずは、現在取り付けてあるRTX3070 AMP Holoを取り外します。
ちなみに29.1cmのRTX3070 AMP Holo取付時の余裕はこんな感じ。
分かりずらいですが、スペック通り4cmくらい余裕があります。
35.5cmにはさらに2.5cmほど必要ですが、ケースファンを外して差し込めるかなとか考えていました。
取り外したRTX3070 AMP HoloとRTX4070 Ti AMP Extreme AIROを並べてみます。
並べてみると予想以上に大きさが違いました。
高さも微妙に増えていて、ちょっとダメかもしれないと思い始めています。
取り外した後のケースはこんな感じ。
前面にファンが付いているので、それを外して空間を確保する作戦です。
心配なのは、四角の枠になっているのでそこに入るかどうかですが、とりあえずやってみました。
全然入らなかった!
途中から薄々感じていましたが、やはり入りませんでした。
ファンを外しても、グラボの高さがあるせいで枠にあたって外に出せませんでした。
一瞬枠を削るとか考えましたが、大変そうなので却下しました。
解決法
入らないなら仕方がありません。
新パーツを一刻も早く使いたいので、素早い判断が必要です。
ということで、ケースを新調することに決めました。
ケースの購入は全然予定になかったので、最近のケースは全然わかりません。
すぐにケース選びを開始しました。
ケース選び
大きめの空冷CPUクーラーや大きくなったグラボのために横置きのケースを使っていました。
横置きならある程度重さがかかっても安心なので、まずは横置きケースを探しました。
が、横置きはあまり種類もなく、これだというものが見つかりませんでした。
時間もないので、今回は横置きにこだわらないことにしました。
上の条件を考えながら、レビューやYouTubeを見まくって、よさげなケースを物色します。
最近は、裏配線や大型グラボが当たり前で、標準的な大きさのケースであれば大体の条件は満たしているようです。
あとは、見た目と作りの良さで選んでいきます。
PCケースは、性能にあまり影響しないと思われて予算を削ってしまいがちですが、エアフローが悪いと熱がこもって性能が発揮できないこともあります。
また、作りが悪いと組み立てに苦労したりすることが多くなります。
特に頻繁にパーツを入れ替える人はなるべく作りの良いケースにすることをお勧めします。
フルタワーなどの大きめのケースは、ケース内空間も大きく配線もしやすいですが大きすぎます。
今は、ミドルタワーでもパーツの取り付け位置等工夫してあり、裏配線も当たり前になっていてだいぶ組みやすそうです。
NZXT H7
ということで、NZXTのH7を購入することに決めました。
早速注文して交換が終わり、快適に動作しています。
PCケースNZXT H7の紹介はこちら。
NZXTのケースは、H7の他、少し小さいH5、エアフロー重視のH9があり、側面はどれもガラスパネルで、前面パネルの違いなどで種類があります。
H7は、フロントパネルの違いなどで3種類ありましたが、普通のやつを選択しました。
見た目もシンプルで、エアフローもよさそう。裏配線スペースも十分で、何より40cmまでのグラボが搭載可能です。
今回購入したNZXT H7。
フロントメッシュパネルのFlow。
フロントガラスパネル、RGBコントローラー搭載のElite。
NZXT H5
H5は大きすぎず良いのですが、ストレージの搭載数が2台と少ないので候補からは外しました。
フロントメッシュパネルのFlow。
フロントガラスパネル、RGBコントローラー搭載のElite。
NZXT H9
H9はなかなか良いのですが、ちょっと特殊な作りっぽいので止めました。
そもそも人気で品薄のようで、即納がなかったです。
フロントメッシュパネルのFlow。
フロントガラスパネル、RGBコントローラー搭載のElite。
まとめ
4070 Tiは、大体30cmちょっとの製品が多く、そのあたりを選択していればそのまま取り付けることができました。
今回35.5cmというかなり大きめのグラボを購入したためケースに入らず、グラボ換装だけの予定が急遽ケース購入から全部載せ替えという事態になりました。
結果的に古いケースから最新のケースになり、見た目もすっきりしたので良かった気もします。
無事組み上がり、快適に動作していますのでそのうち紹介したいと思います。
割と大きめのケースを使っていましたので油断していましたが、購入前にパーツのサイズをよく確認するようにしましょう。
開封~取付動作確認の記事はこちら。